日本クレジット協会のリボ払いのページがデメリットを隠そうとして意味不明な内容になっている

リボ払いは利用者が損をしてクレジット会社が得をするシステム

大前提として、リボ払いは消費者が損をし提供側が得をするシステムである。理由は単純明快で、リボ払いを使うと最終的に消費者が支払う金額が増えるからである。そして日本クレジット協会のリボ払いのページ(リボ払いの特徴と利用上の注意)は、リボ払いの注意点が書かれているのかと思いきや論点のすり替えにより危険性を隠すことに注力した内容になっている。これでは、リボ払いによる犠牲者(発信者にとっては恰好のカモ)を増やすことを目的としたページだと思われても仕方がない。

最初からおかしい

一つ一つの文章を見ていく。

「最近、リボルビング払い(リボ払い)を利用する人が増えています。リボ払いは欧米では一般的に利用されている支払方式ですが、その一方で、リボ払いがどのようなものかが難しくてよくわからないという声もあります。」

欧米では一般的=安全、ではない。無条件に欧米を信じる情報弱者をターゲットにしているのだろうか。また、一般的であるからといって利用者に受け入れられているのとは限らない。一体何をもって一般的と言っているのかも謎である。消費者が損をするシステムはどこの国でも受け入れられるはずがない。「その一方で、リボ払いが難しく…」と続くが、日本で理解されていないのであれば欧米でも理解されていないと考えるのが自然だろう。

しかも、難しくてよくわからないのは発信者側がデメリットを隠しているからである(そうでなければ、単に説明が上手くできていないだけ)。消費者が損をするシステムを説明する場合、どうしてもその致命的なデメリットを隠すために説明が複雑になってしまう。携帯ショップで説明されるシステムが複雑でよくわからないのが良い例である。

「クレジット業界では、消費者にリボ払いを正しく理解していただくために、様々な広報・啓発活動を実施しております。ここでは、リボ払いについて簡単に紹介しましょう。」

クレジット業界が得をし消費者が損をするシステムなわけだから、彼らは当然リボ払いを広めようとする。そして、簡単に紹介しましょう…と言っているが、全然簡単に説明できていない。

その後もおかしい

「クレジットカードの支払方式の1つで」

と書いているが、消費者が一方的に損をする方式があっていいわけがない。あたかも認められた方式の1つであるかのように書いてあるから注意が必要である。

「月々の支払いを一定にできるので、家計の管理などに役に立ちます。」

とあるが、家計の管理ってそもそも何のことを言っているのだろう。「など」でごまかしているが、何にも役に立たないから無理やり「家計の管理」という意味の分からない概念を持ち出すしかなかったと思われる。百歩譲って家計の管理の役に立つとして、これが最終的に支払う金額が増える以上のメリットであるわけないので、何れにせよメリットになってない。

「ただし、クレジットカードによりリボ払いの利用方法などが異なることもあり、利用者にとってわかりにくいという声もあります。」

この文章の論点のすり替えが凄い。リボ払いの問題点は最終的に支払う金額が増えること以外何物でもないのに、まるで「クレジットカードによって利用方法が異なる」ことが代表的な問題点であるかのように話をすり替えている。


そして、これ以降もわかりにくい図と文章で説明風の内容が続いているが、それらはもう読まなくていいだろう。

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