IndexNowプラグインの使い方・設定方法のまとめ

IndexNowプラグインとは

IndexNowプラグイン

IndexNow(インデックスナウ)は、Microsoft Bing が Yandex とともに公開した検索エンジンのインデックスのための新しい仕組み。IndexNow を利用すると、クロールを必要とせずに、コンテンツの追加・更新・削除を検索エンジンに即座に通知できるらしい。(ただし、サポートする検索エンジンは現状 Bing と Yandex のみであることに注意)

しかし、IndexNow の仕組みをユーザーが利用するためにはAPIを叩く必要がある。これは多少の専門知識が必要なので敷居が高い。

そこで、このIndexNow のシステムをWordPressのプラグインとして誰でも簡単に使用できるようにしたのが、「IndexNow Plugin」である。作成者はMicrosoft Bing となっている。

このプラグインを使用すると、サイトでAPIキーが自動的に生成され、ページの作成・更新・削除を検出し、バックグラウンドでURLを自動的にIndexNowに送信してくれるらしい。これにより、検索エンジンが常にサイトの最新の状態を取得できる。

最新のシステムとプラグインなのであまり情報が出ていないが、今公開されているこの説明を読む限りでは入れておいて損はないプラグインのように思える。Bing と Yandex にしか対応していないことには注意が必要だが、それでもこれらの検索エンジンに対するSEO対策が自動でできるという意味ではプラスだろう。(プラグインを入れることでサイトがめちゃくちゃ重くなるなんてことが無ければ)

使い方と設定方法

最初に、IndexNow PluginをWordPressにインストールする。

プラグインの新規追加で、キーワード「IndexNow Plugin」で検索する。検索結果に出てきたIndexNow Plugin (以下)をインストールして有効化する。(似た名前のものがあるので注意、作成者がMicrosoft Bing となっているものを選ぼう)

IndexNow Plugin


有効化すると、WordPressの設定に「IndexNow」が追加されるのでこれをクリック。

設定項目


以下の管理ページが表示されるので「Let`s Get Started!」をクリック。(やること自体はこれで終わり)

IndexNow管理ページ


以下の画面になればOK。(少し待てば数字やURLが更新される)

IndexNow管理ページ2

プラグインの導入と設定はこれで終わり。めっちゃ簡単。

その他の便利機能として、

  • 自動投稿機能の切り替え
  • 手動でIndexNowにURLを送信
  • プラグインから最近送信されたURLのリストを表示
  • 最近の投稿リストから、失敗した投稿を再試行
  • 解析のために最近のURL送信をダウンロード
  • 最近の投稿の成功・失敗のステータス
  • GitHubのリポジトリでコードを閲覧

などがあるらしいが特に手を加える項目はなさそう。

追伸

IndexNowプラグインを入れると、逆にbingからの流入が減ったという報告をネット上で一件だけ見かけた。私のサイトではそのような現象は起こってないため真偽のほどはわからないが、新しいシステムなのでバグがある可能性も大いにある。不安な方は導入を少し待った方が良いかもしれない。(2022/2)